「メルド彫刻の先の先」(白川昌生キュレーション)
白川昌生、豊嶋康子、冨井大裕、橋本聡、麻生晋佑

2018年6月29日 - 8月 5日

オープニング・レセプション:6月29日(金)18:00 - 20:00

Maki Fine Artsでは、2018年6月29日(金)より、白川昌生キュレーションによるグループ展「メルド彫刻の先の先」を開催致します。本展は白川が1983年にデュッセルドルフ市立美術館で企画した展覧会「日本のダダ - 日本の前衛 1920-1970」から、ちょうど35年目を迎えた契機として企画されました。ぜひご高覧ください。


メルド彫刻という呼び名はDIY的な素材、方法で制作された作品のことである。遥か昔にシュビッタースがメルツアートというのを創作した。それに倣い2000年代にメルド彫刻、あるいはメルドアートというのが白川によって提唱された。
さらにその先、ということでそうした素材、方法を使って、すでに独自に作品、活動をしてる作家と白川の独断で選んだ4人の作家展示。 - 白川昌生


協力 : 青山目黒、Yumiko Chiba Associates


白川昌生 Yoshio Shirakawa
1948年福岡県北九州市戸畑生まれ。1970年代にフランス、ドイツで哲学と美術を学ぶ。1981年デュッセルドルフ国立美術大学卒業。修士称号を受ける。1983年に帰国後、群馬を拠点に活動する。
近年の主な展覧会として、個展「- 消された記憶 - 長崎/群馬」(2018年/コンセプトスペース)、個展「Coyote」(2017年/ Maki Fine Arts)、「群馬の美術2017─地域社会における現代美術の居場所」(2017年/群馬県立近代美術館)、「ミュージアムとの創造的対話 vol.1 - MONUMENT」(2017年/鳥取県立博物館)、「あいちトリエンナーレ 2016 - 虹のキャラヴァンサライ」(2016年)、個展「資本空間 -スリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸 vol.7 白川昌生」(2016年/gallery αM)、「引込線2015」(2015年/旧所沢市立第2学校給食センター)、個展「ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力」(2014年/アーツ前橋)など。

豊嶋康子 Yasuko Toyoshima
1967年埼玉生まれ。1993年東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程修了。日常社会の制度や仕組みを批評的に捉え、人間の思考の「型」を見出すことをテーマとして、作品を発表している。
近年の主な展覧会として、個展「Margin」(2017年/M画廊)、個展「四角形」(2017年/Maki Fine Arts)、「第9回恵比寿映像祭 マルチプルな未来」(2017年/東京都写真美術館)、「MOTコレクション コレクション・オンゴーイング」(2016年/東京都現代美術館)、個展「資本空間 -スリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸 vol.1 豊嶋康子」(2015年/gallery αM)など。

冨井大裕 Motohiro Tomii
美術家。1973年新潟県生まれ。2015-2016年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニューヨーク(アメリカ)に滞在。既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。また、Twitterにて毎日発表される「今日の彫刻」などと併せ、既存の展示空間や制度を批評的に考察する活動でも注目を集める。近年の主な展覧会に「像を結ぶ」(Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku、東京、2017年)、「コンポジションーモノが持つルールー」(ATELIER MUJI、東京、2018年)など。

橋本聡 Satoshi Hashimoto
1977年生まれ。主な発表に「行けない、来てください」(ARCUS, 茨城, 2010)、グループ展「Omnilogue: JOURNEY TO THE WEST」(Lalit Kara Academy, ニューデリー, 2012)、「独断と偏見:観客を分けます」(国立新美術館, 東京, 2012)、「偽名」(「14の夕べ」東京国立近代美術館, 東京, 2012)、「私はレオナルド・ダ・ヴィンチでした。魂を売ります。天国を売ります。」(青山目黒, 東京, 2013)、「国家、骰子、指示、」(Daiwa Foundation, ロンドン, 2014)、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」(東京都現代美術館, 東京, 2016)、「全てと他」(LISTE, バーゼル, 2016)、「Fw: 国外(日本 - マレーシア)」(国際空港, 飛行機, マレーシアなど, 2016)、「世界三大丸いもの:太陽、月、目」(青山目黒, 東京, 2017)、「Night − Time = Darkness」(Hans & Fritz Contemporary, バルセロナ, 2018)など。個人での活動のほか、An Art User Conference、基礎芸術|Contemporary Art Think-tank、ARTISTS' GUILDなど、アーティストや批評家たちと恊働したグループ活動を積極的に行っている。

麻生晋佑 Shinsuke Aso
1979年群馬県生まれ。2000年北関東造形美術専門学校卒業後、渡米。2004年School of Visual Arts(NY)卒業。現在、ニューヨークを拠点に、日々の生活の中で収集した素材をもとの文脈から切り離して画面上で再構成したコラージュの制作や、段ボールやパッケージなどをハガキ大に切り、絵はがきとして1枚25セントで販売するSAPCプロジェクトなどを続けている。これらの活動を通して、ひとつの作品と無数の鑑賞者が関わることによって生成される解釈の無限の多様性を称揚し、各々の鑑賞者に独自の解釈や判断を促す表現方法を模索している。

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